NEWS!! 令和7年度札幌市⽂化芸術創造活動⽀援事業（社会連携事業）に「Sapporo Art Index 2025」が採択されました！

SAPPORO ART INDEX 2025

Issue

①アーティスト／文化事業従事者の働き方

アーティストが活動を自立させるための情報や知見が不足している。マネージャーも季節労働のような短期雇用が多く見られる。

⇨自身の創作活動や企画運営を自立させ、持続可能にする方法を学ぶ「インディペンデントのスクール」を開講します。

地下空間の発達により地上空間の賑わいが減少。資材⾼騰により再建がストップするなど、街の空⽩が⻑期化している。

⇨公共空間で展覧会を開催することで、街中の賑わいづくりと作家の発信場所の増加、作家と鑑賞者との接点づくり、企業（ビジネス）とアートの架橋を⽬指すアートプロジェクト「Art in Public」を実施。

②駅前通の空⽩が⻑期化

School

インディペンデントのスクール

ーアーティストやアートマネージャーの自立を支援する〈学びの場〉ー

アーティストやアートマネージャー志望者など芸術文化事業を生業としている（したい）方の自立を支援する無料のスクールを開講します。札幌・北海道は「他地域との繋がりが少なく、情報格差が大きい」という課題があります。スクールを通じて、社会とアートの接点を探り、創造性と革新性を育み、情報格差を解消し、活動領域を拡張することで、アーティストの自立につなげる支援を行います。また、視覚芸術の専門家のレクチャーを通じて、国内外の美術館、アートマーケット、アートプロジェクトなど、自身の活動領域を拡張していくための知見を獲得することを目指しています。

Project

Art in Public

ー公共空間を舞台に、まちの空白をアートで彩る〈実践の場〉ー

「インディペンデントのスクール」の参加者のうち、希望者を対象に、アートプロジェクト「Art in Public」に参加することができます。「Art in Public」は、資材価格の高騰などにより再開発が中断され、まちの空白が長期化している札幌駅前通地区において、アートを通じて賑わいを生み出すことを目的としたプロジェクトです。参加希望者から作品プランの応募を募り、審査を経て2〜3組程度の作家を選出いたします。採択された作家には、1組あたり10万円程度の制作補助費を支援します。また、展示プランに関してはメンターによる個別メンタリングを実施し、作品のブラッシュアップを支援します。さらに、国内外への発信に向けて、プロフィールやステートメントの英訳サポート、SNSを活用した広報支援もあわせて行います。

札幌の中心地にて展示をすることで、市民や観光客の皆様に「札幌はアートの街」という印象を持ってもらい、多様で寛容な洗練された札幌という都市ブランドの構築にも貢献したいと考えています。