Art in Public

「Art In Public」は、札幌中心部の公共空間(ビルの仮囲い等)で開催する「インディペンデントのスクール」修了生による成果展です。修了生のうち、作品出展希望者から2~3組の作品プランを公募によって採択いたします。また、採択者には制作補助費として10万円を支給するほか、展示プランについて経験豊富なアーティストがメンタリングを⾏い、公共空間においてより良い作品になるようアドバイスを行います。また、スクールの修了生から希望者のみ、展覧会の開催に関するマネジメント業務を協働し、公共空間/非・美術施設街のマネジメントを経験できるプログラムもご用意しています。

Art in Public ミッション

① 街に彩りがもたらされる

がらんとした公開空地や無機質な仮設壁を有効利活用し、街を明るくしたいと考えている地権者は多いのですが、収益化が難しいため事業にできているところが少ない現状があります。街に貢献したい地権者と、作品を多くの人に見てもらいたいアーティスト、その両者を繋ぐプログラムを探ります。

② 本事業の支援者である札幌市民が楽しめる

芸術文化活動の持続性を高めるため、街の景観をより魅力的にする他分野連携事業として、アートのポテンシャルを華やかにアピールします。誰もが気軽に楽しめる場として、市民とアートが出会う場としても公共空間は適していると考えています。

Art in Public プログラム

Art in Publicは、「インディペンデントのスクール」受講生が参加できる実践型のプログラムです。

アーティスト及びアーティスト志望の方

Art in publicでは、希望者による作品プランの公募を行い、採択して作家を決めます。2〜3組程度の作品プランを採択予定です。採択された作家は下記のサポート受けることができます。

1 制作補助費として1組10万円程度を支給します。(※出力費/張込費は事務局側で負担いたします。)

2 展示プランについてメンターによるメンタリングを行い、より良い作品になるよう適宜アドバイスを行います。

3 国内外への広報をサポートとして英訳を行います。

4 SNSを活用した情報発信を行い広報サポートを行います。

アートワーカー及びマネジメント志望の方

③ 公共空間での発表が成長につながる

人通りの多い公共空間を舞台に作品展示することで、作品を目にする鑑賞者は10万人以上になると想定。また、レギュレーションの厳しい非・美術施設での展示という経験が、今後の公共空間などでの展示に活かされると考えます。

展覧会開催に向けた会議「展覧会に向けてのディスカッション」にご参加いただき、企画立案から公共空間での作品インストールまでのプロセスを共有します。実際に展覧会をつくり上げる経験を通じて、規制の多い公共空間におけるマネジメントを学ぶとともに、安全性や周囲との環境との調和、関係機関との調整など、公共空間ならではの留意点について理解を深めることができます。

メンター

佐野由美子(CAI03 ディレクター)

鈴木涼子(美術家)

高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA)

11月

12月上旬

12月

スケジュール

12月中旬

1月

2月中旬

2月下旬

「展覧会にむけて ディスカッション1」

Art in Public 作品プラン提出締切

「展覧会にむけて ディスカッション2」

Art in Public 作品プラン採択通知

「展覧会にむけて ディスカッション3」

Art in Public 開催

報告会