堀内まゆみ

プロフィール

その過程で年齢や障がいの有無、国籍やバックグラウンド等にとらわれない多様性を包摂するダンスに出合い、コンテンポラリーダンスに興味を持つ。ダンサーとして訓練を積みつつ、子どもや高齢者などを対象とした WS や作品の振付を行う。同時に「身体」をテーマにした展示・映像作品を制作し始める。近年はアメリカのMICHA(Michael Chekhov Association)にて、マイケル・チェーホフ・アクティング・テクニックを学び、自身の作品制作やワークショップを実施している。また北海道大学教育学院博士後期課程(身体文化論)にて、コミュニティダンスに関する研究を行なっている。

Webサイト:http://satsulabo.net


活動紹介

ネクトカメラ「Kinect for Windows センサー L6M-00020」及びWindowsパソコン 「TOSHIBA dynabook Satellite K45 Core i7 620M 2.66GHz 8GB」を使用して、作品制作への展開を視野に入れたモーションキャプチャーの検証を行なった。キネクトのドライバ「Kinect SDK v1.8」をPCにインストールし、Kinect for Windows Developer Toolkit v1.8 、Processing、TouchDesignerといったアプリケーション、及びOpen Kinect for Processing、SimpleOpenNI、Kinect4WinSDKといったいくつかのライブラリを検証し、その結果、ProcessingのIDEにKinect4WinSDKのライブラリをインストールしてプログラミングすることで、最もスムーズに動かすことができた。これを使用して、人物のマスキング、位置情報(座標軸)の計測や、関節の位置計測及びトラッキング、そしてトラッキングに紐付けたビジュアルを出現させることができた。

○実施者が得た成果:モーションキャプチャーによって、人の動作をデータとして計測し、かつトラッキングによってそのデータを視覚的に変換する方法について実証ができた。これまでは人々の身体情報を動画撮影及び録音音声として記録することでしか作品に展開することができなかったが、今後はこのモーションキャプチャーを利用することにより、新しい作品づくりの展望が開けた。

○今後の課題・展望:引き続きProcessingにおけるプログラミングの検証を行うとともに、具体的にどのような作品へと活用するかについて考案を行う。同時に、実施者のみならずさまざまな人の動作分析を行い、データを集めて、多様な身体性や身体のナラティブを可視化し、作品化していく予定である。

○活動の今後の波及効果:モーションキャプチャーによる動作分析を用いた作品づくりを行うことで、その人一人ひとりの身体動作の個性や身体感覚の特有性に迫れると考えている。また日常動作などを捉えて座標軸で空間化・可視化したり、複数の人々の位置情報を同時に視覚化することで、身の回りを取り巻くさまざまな環境と、人々の日常動作・生活動作の関係について描きたいと展望する。

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SANO YUMIKO(CAI03)

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